日本国内の特許検索ガイド(2)

日本国内の特許検索ガイド(2)

特許情報プラットフォーム|J-PlatPatの「特許・実用新案検索」でキーワードにより検索する

最初は簡単な検索を行います。検索項目は「要約+請求の範囲」を使用すると良いでしょう。該当が多い場合(3000件以上)は、表示ができないので、「発行日」で限定します。「発明の名称」で限定することも良い場合がありますが、調査漏れにならない様に注意しましょう。

近い先行技術を見つけたら特許分類を確認する
近い先行技術の分野に相当するIPC、FI、Fタームを確認しましょう。

特許分類(IPC、FI、Fターム)の定義を確認する
J-Platpatの「特許・実用新案分類照会(PMGS)」には、分類の定義が記載されていますので、該当すると思われる特許分類を特定します。

特許分類を使用して再検索する
この辺りから難しくなってくるかも知れませんが、積極的に特許分類を使用して下さい。簡単に言えば、当初使っていたキーワードを同一の意味を示す分類に置き換えます。「時計 AND LED」であれば、主体となる「時計」を「G04」に置き換えるイメージです。IPC>FI>Fタームの順に詳しくなっていきます。分類だけで調べられる場合は、分類のみで調べます。

新規性と進歩性を判断するために必要な最低限の文献に絞り込む
地道な文献内容の理解が必要です。じっくり、内容を読み込みます。

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