定期調査・SDI調査

定期調査・SDI調査

SDI/定期調査/カレントアウェアネス

SDIは、Selected Dissemination Informationの略で、新しく公開されてくる特許を関心のある部分だけをセレクトするサービスです。各企業の基幹分野での知財情報戦略には必須と言われている調査の一つです。似ている考え方として、新聞記事や技術文献の最新情報を取得するクリッピングサービス等があり、これ等を広義にカレントアウェアネスと呼んでいます。

 

SDIの利点

SDIは、常に最新の情報を確認するという本来の目的だけではなく、特許の様に何かあれば過去20年間に亘る大きな情報量を判断する分野においては、最新の範囲の少ない情報量の把握で、徐々に社内での知識ベースが構築されることにあります。

配信サイクル

SDIサービスは、原則的に月1回(データベース依存の場合はUPDATE単位)、一定の検索式で一ヶ月分の最新情報をサーチし、回答をご希望のフォーマットで調査報告します。把握する情報量が少ない場合は、3か月に1回等の場合も承ります。 データベースの検索式によるSDIの他、そこで得られた母集団ファィルから人の目を経て内容を確認した上での報告が可能です。

検索式(論理式)によるセレクト

ご依頼に際しては、必要なテーマに従った検索式でそのままご依頼頂くか、テーマのコンセプトをお伝え下さい。検索式はご利用のデータベースにより若干異なりますので、初回登録時点でご相談下さい。以下のスタンダード価格は、ご利用の検索式の複雑さや出力形態等により変化します。

データベースの機能でなくサービスを依頼する意義

目視調査の導入、結果のデータ加工

上記の「検索式セレクト」で得られた結果をお送りするのが、原則的なサービスですが、その結果を母集団として、内容を確認した後にお届けする、または報告会でレポートすることtが可能です。内ンデックスからのスクリーニング、抄録からのスクリーニング、明細書内容を確認してのスクリーニング、更に、自社分類での仕分け、評価付け、統計処理等のご要望に応じた加工が可能です。料金についてはご要望に応じてお見積もり致します。

ウォッチングとの違い

同じようなサービスに、「ウォッチング・監視調査」がありますが、これは、特定の特許、つまり一つの出願番号の特許の進行状況(審査経過・審判経過)を報告す る調査です。詳しくは「ウォッチング調査」の説明を参照して下さい。

SDIの配信形態について

弊社では、知財担当部門の情報配信機能の強化として、一部のお客様にレンタルサーバー方式による配信サイトを構築、提供しています。特許情報を社内で円滑に流通させるには、紙資料、データ、電子メール等を有効活用することが必要です。 また、SDIの趣旨として、上位概念の情報を把握し、部分的に技術者へ更にセレクトして配信する必要もあるかも知れません。 これらは、何れも汎用型の商用データベースのみでは実現できません。プロパティのスタッフは貴社のニーズに応じたシステム構築を常に支援するソリューションを用意しています。

【日本/公報単位】
・使用データベース: 国内商用データベース
・納品:   月一回
・費用:初回登録費用:   5,000円(税抜)/初回のみ
調査料金:    5,000円(税抜)/月
出力費用:   100円(税抜)/件

【海外/公報単位<米国・EP・PCT・CN・TW・KR等】
・使用データベース: WIPS-GLOBAL/CNIPR/WEBPAT等
・納品:   月一回
・費用: 初回登録費用:   8,500円(税抜)/初回のみ
調査料金:    5,000円(税抜)/月(原則各国毎)
出力費用:   250円(税抜)/件
・その他の国 : お問い合わせ下さい。

【海外(日本を含む)ファミリー単位】
・使用データベース: WIPS-GLOBAL
・納品:   月一回
・費用: 初回登録費用:   8,500円(税抜)/初回のみ
調査料金:    10,000円(税抜)/月
出力費用:   350円(税抜)/件

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